- ビジネスモデルという考え方
1人1業種から、副業や複業の時代になってきていて、
これからは収入の柱を複数持てるように、意識的に行動することが必要です。
さらに、1業種という考え方も変わってくるでしょう。
「私は、花屋だから、花を売っています」というのは1業種の考え方。
これからは、ビジネスモデルを考えて、花屋だから花を売るだけでなく、
横展開、縦展開をして、今までの枠を取っ払ってビジネスを広げていく。
これが出来ると、ビジネスはさらに面白くなるし、より稼げるようになってきます。
- じょうごの法則
ビジネスモデルを考える時は、「じょうごの法則」に当てはめると分かりやすいです。
「じょうご」とは、らっぱ型(朝顔型)の上部が広く開いて下部が細くなり、
下には細い筒がついていて、液体などを瓶や口の狭い容器に移すための道具のこと。
ビジネスをじょうご状に組み立てて、
上から、「認知」→「体験」→「おとり」→「本命」と
広い上部から狭い下部に向かって、お客様の導線を作っていきます。
この時、焼肉屋であれば、「焼肉店を繁盛させる」を本命にせずに、
例えば「通販商品の販売」を本命に、「焼肉店の繁盛」はおとりに設定すると
ビジネスの幅が大きく広がって、売上利益も安定して伸ばすことが出来るのです。
他の例では、例えば本を書いている人。
出版することが本命かと思いきや、実はそれは体験であり、
体験が「出版」、おとりが「出版記念講演」、
そして本命は「会員サイトに登録させる」というようなビジネスモデルも組めるのです。
会員サイトはもちろん有料にして、継続的で安定した収益を得られるようにします。
- アイデアの出し方のヒント
ビジネスモデルを考える時は、「本命」から考え始めます。
本命を何にするか決まったら、そこに導くための「おとり」そして「体験」「認知」を
組み立てていくのが正攻法です。
本命を考える作業、ここにアイデアが必要になってきます。
アイデアを出す時の4つのポイントは、
(1)問題解決
お客様が抱えている問題にクローズアップして、そこから本命商品を考えます。
例えば、アイリスオーヤマの家電製品は大ヒットしていますが、
ヒットの裏側には、徹底した顧客からの声を反映した商品作りがあります。
工事不要のIHコンロは、リフォームするまでではないが、
安全に使えるIHコンロに変更したいという、主に高齢者の声に忠実に作った商品で
手軽さと便利さで大ヒットしました。
(2)形を変える
従来品の形を変えるだけでも、大きな需要を生むことができます。
例えば、お掃除ロボットのルンバは、各家庭に必ず掃除機はあるはずなのに
自動で掃除してくれるという機能+丸い可愛い形状で大ヒットです。
タブレットも、薄くなったり、小さくなったり、むしろ大きくなったりと
新製品として形が変わるたびに売れています。
小さいたい焼きや、ミニクロワッサン、なども、形状を小さくしただけで
よく売れる商品になっています。
(3)組み合わせを変える
既存のものを2つ組み合わせると、新しいビジネスが生まれます。
例えば、俺のイタリアンなどで有名な「俺の」シリーズのレストランは、
「立ち飲み」と「高級レストラン」を組み合わせることで、
常に予約でいっぱいの高回転率のレストランのビジネスモデルを作り上げました。
スマホもそうです。「電話」と「パソコン」を組み合わせることで、
現代では欠かせない商品を作り上げました。
(4)ターゲットを絞る
対象とするターゲットを絞ると、ビジネスの特徴が明確になって
ターゲット層の心にズバッと刺さることが多いです。
消費は感情で起こるもので、脳は極端なものにおやっと思います。
ショールーム兼カフェを合羽橋にオープンした工務店は、
ターゲットを飲食店オーナーに絞り、
飲食店オーナーが集まる合羽橋で、クオリティの高いオシャレなカフェを出し、
そこに来た飲食店オーナーから、このカフェのような店にしたいと依頼が大幅に増えて、
ターゲットを飲食店オーナーに狭めることで、成功した例です。
- ビジネスモデル構築には日頃の脳トレ
新しいアイデアを考えたり、じょうごのシステムを考える作業は、
脳がフル回転して大変パワーを使います。
また、長年凝り固まってきた脳は、新しい事をなかなか取り込めず、
結局は何の指令も脳に行かず、行動せずに終わる人もいるでしょう。
頭を、発想を柔らかくするには、日頃からの脳トレも重要ファクター。
柔軟な脳でアイデアを考えて、ビジネスモデルを構築していきましょう!

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